忍者ブログ
兼・更新日記
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新記事
最新TB
バーコード
ブログ内検索
お天気情報
フリーエリア
ブログ広告ならブログ広告.com 冬至楼均さんの読書メーター 【トレミー】人気ブログランキング
最新CM
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ロジェ・カイヨワの「遊びと人間」にて定義されたミミクリ(模擬)とイリンクス(眩暈)。
古き魔法の仮面の力を司るこの両者を駆逐してきたのがアゴン(競争)とアレア(運)に支配された文明であるが、
いまやインターネット上に生まれた匿名という(筆者も知り得なかった)新たな仮面が生まれている。
別に難しい話ではない。
要するにいつの時代にも遊びは人間と共にあり、文明の中から新たな姿を得て再生を遂げると言う事だ。


拍手[0回]

PR
創設メンバー最後の生き残りの記録。
残念ながら一人称記述でなく、聞き書きのため筆記者の編集意図がかいま見えます。
まあ、それとは別に、生き残ったが故に、あるいは当時生きていたであろう関係者(仇敵つまり明治の大官)を憚って書けなかった事もあるのでしょう。

それでも、近藤と会う前や訣別語の行動については新撰組関連書籍でもまず書かれないので興味深かったです。
もう一点、気になったのは天満事件について。
三浦が襲われた理由が、大概は坂本龍馬暗殺に絡んで語られるのに、此処では全く別の理由が挙げられていた事。
執筆当時は坂本龍馬暗殺は見廻組の犯行で確定されていたのでしょう。あるいは坂本龍馬に対する評価が今ほどに高くなかったのか。
現行の龍馬像は多分に司馬史観で染まっていますからねえ。


拍手[0回]

長く絶版状態だった名著が復刊。
これが33年前に書かれているのに、未だに古代史に関する奇書・珍書が後を絶たないのか。と思う。
最初の単行本がたった二刷で絶版。
20年近く立ってから文庫化されたものの品切れ状態だったと言う。
一つには第一章の冒頭が「やや揶揄の調子が強かった」(著者談)事も原因なのか。
(その原文の方は読んでいないので何とも言えないが)
ただ、内容が”万世一系”を真っ向から否定するモノなので風当たりが強かったのではないかも知れない。


拍手[0回]

別の著作で氏の歴史観については知っていたが、改めて「目から鱗」である。
古代史に興味のある方は是非一読して反論を試みて欲しい。


拍手[0回]

昨晩やっていた映画版の甲賀忍法帖について。

まず、戦いを宣告された弾正とお幻が普通に里に帰ってきてしまうこと。
原作はいつの間にか戦いが始まっていて、弦之介が知った時には既に味方は半分。
弦之介は恋人である朧の真意を掴めないままずるずると戦いに巻き込まれてしまうのですが。その部分の葛藤が全てカット。
年寄り二人は若い者に戦いを任せて傍観なのかと思ったら、
戦いのシーンを描かないままに相討ち。
これで、朧は渋々と戦いへ向かいますが、弦之介の方はそれでもまだ煮え切らない。
大御所の真意を質しに行く。と言ってメンバーを引き連れて(原作通り)駿府へ向かいます。

メンバーが原作より削られて五対五に成るのは致し方ない。
(厳密には統領二人が別枠で戦っているので六対六なのですが)
ビジュアル的にやばそうなキャラを外していった結果、小四郎が甲賀へ振り分けられたのもまあ良しとしましょう。
小四郎の能力はよく分かりませんでしたが、アクションそのものは悪くありません。
ただ、決定的なのが主人公二人の能力変更が…。
弦之介のそれは、多分”加速装置”でしょうか。これは原作通りだと本人のアクションが無いので良し。
朧の方は原作より能動的というか攻撃的で、それがキャラの違いにも成っていました。
朧の能力変更の所為で、天膳の死に方も大きく異なります。
天膳が普通に強いのに違和感を抱くのは、漫画版の(うっかりイメージの)所為でしょう。

最後の落ちは無い方が明らかに良かった。
と言うか、朧様が生き残ってしまうのでは本来のテーマから大きく外れてしまいます。

原作を知らずに見た人の感想が聞きたいところです。
映画を見た後で原作を読んでどう思ったかも。

拍手[0回]

プロフィール
HN:
冬至楼均
HP:
性別:
男性
amazonブログパーツ
忍者アド
アクセス解析
過酷人生ゲーム
Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    icon by MiniaureType

忍者ブログ [PR]