マレーシア総選挙

政権交代も予想されたマレーシアの総選挙ですが、結局与党の勝利に終わりました。
しかし、得票率では野党連合が上回ったのに、議席は１３３対８９とは。
一体どう言う選挙制度になっているのやら。

統一地方選

と言っても英国の話。
与党第一党の保守党が議席にして二割減（１４５１→１１１６）、改選３５議会の内で過半数を占めているのが２８から１８に減少。
一方で、ＥＵ離脱を主張する右派独立党が議席を１０倍増。と言っても改選前１４議席から１４７議席。
小選挙区制の英国では国会で勢力を得るまでには至らないのでしょうけど、今後の動きに注目です。

五輪と原発

猪瀬都知事の発言でトルコとの間に多少の軋轢が生じるかと思いましたが、流石に親日国。
日本製の原発の導入にも前向きでのご様子。
「原発は日本に受注させるから、五輪はこちらに」と冗談交じりの賞賛も。
福島での事故処理はむしろ日本の技術力の高さを証明したようなものでしたね。

都構想の行方

維新の会の進める大阪都構想に堺市が抵抗。
堺市長が市長選と同時に都構想への是非を問う住民投票を実施する意向を示した。
現市長が再選に利用していると言う批判もあるが、堺市民が都構想に疑問を抱いているのも確かだろう。
維新の会側も、「理解不能」等と言っていないで、堺市民にその利点を丁寧に説明すれば良い。
選挙結果によっては都構想が一気に進む可能性もあるのだから。

一方、しっくり行っていなかった河村名古屋市長と大村愛知県知事。
河村市長の再選によって中京都構想は先行して進むかもしれない。
愛知県には名古屋市以外に政令指定都市は無いのだから、大阪のような内部対立は起こりにくい筈だ。
他の該当道府県では、この手の構想が議論されていない。
逆に議論が挙がっていた新潟がこの法律の条件に入っていないのが間抜けな話である。
条件を満たしている道府県の全部とは言わなくても、半分くらいが特別区への以降を果たさない限り条件の緩和は望めないだろう。

世界遺産

富士山がユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議（イコモス）」から世界遺産登録の勧告を受けました。
まだ登録決定では無いけど、ほぼ当確と言う事らしい。
とは言え、保全状況の報告など、まだクリアすべき課題も多い。
また三保松原が富士山から離れすぎていると言う理由から除外されることに。
ニュースで、「ここから見る富士山が一番きれいだ」と言う声があったけど、それで遺産の一部と主張するには弱い。

一方、古都鎌倉は落選。
地元は落胆しているようだけど、個人的には鎌倉は閑静なままの方が良いと思う。