本日消費者庁が発足しました。
初代長官人事について、次期政権を担う民主党側から「旧来型の官僚主導」との横やりが入りました。
閣僚の人事権は総理にあり、まだ何もやっていない人物をその前歴だけで否定するのは如何なモノでしょうか。
どのみち特別国会で新首相が指名された時点で、現麻生内閣は総辞職し、新長官もその職を去る事になります。
新内閣の組閣の際に自分たちでふさわしいと思う人物を任命すればいいだけの話です。
しかし、発足したばかりの新庁で、短期間でトップを入れ替えるのでは組織の立ち上げに支障が生じるのではないかと思われますが。
「官僚主導」と言う批判は、何か官僚がすべて悪であるかのような錯覚を与えます。
しかし消費者庁というアイディアはこれまでの縦割り行政と違って横断的な、いわば官僚によって官僚を制御させるという意味も画期的な組織だと思います。
官僚とは対決するモノではなく使いこなすモノだと思うのですけどね。
[0回]
PR