海を渡った上杉軍。
朝鮮海軍の後方攪乱に悩まされる中、帰国命令が下ります。
肥前名護屋で上杉主従を待っていたのは、生まれたばかりのお拾(後の秀頼)に目を細める太閤殿下。
(上杉軍が帰還できたのは、淀の方の口添えがあったのでしょう)
その脇に、すっかり立場を失っている養子秀俊。
毛利輝元に招かれる上杉主従。
秀俊の養子先として毛利家が狙われている件で、上杉家にこれを押しつける算段のようです。
当然にして景勝は即決で拒否。
実際にこんな話があったかどうかは不明ですが、これは関ヶ原への伏線でしょうか。
こまった上杉家はお船を通じて北政所に取りなしを願い出ます。
北政所としてはかわいい甥の事、複雑な心境でしょう。
当の秀俊は、毛利家は嫌だ。と上杉家に泣きついてきます。
景勝は自身の体験談を語って諭します。
結局秀俊は小早川隆景の元へ行く事になるのですが。
一方、もう一人の養子、関白秀次の方はと言えば。
日本を五等分し、四つを秀次に、残り一つをお拾いにと、秀吉に頭まで下げられますがこれをすげなく拒絶。
以外に気骨がありますね。(ある意味でこれが徒となるのですが)
強攻策は三成に窘められ、秀吉はお拾いのために城を造ると宣言。
豊臣政権は内部分裂を来し始めます。
(それにしても、まだ朝鮮では戦闘中の筈なのに、全く描かれませんね)
直江家には待望の男子が誕生。
奥方様はそれを素直に祝福します。意外に落ち着いていますね。
伏見城が完成し、諸将が参賀に訪れますが、秀吉はお拾の風邪によりお出ましになりません。
これを伝達する三成は、秀吉にぶつけられない不満をぶつけられます。すっかり悪者ですね。
それを察した親友兼続はこっそり三成君を慰めに廻ります。
あの三成が兼続の誘いに素直に乗って寝転がるとは思いませんでしたね。
帰国した兼続は領内の再検地など、今まで手が回らなかった国内の整備に乗り出します。
久秀君が兼続の子供達の教育係に推薦したのはあのお涼さん。
越後まで流れ着いた理由は言うまでもないでしょう。
(相変わらず鈍い男だねえ)
確かお船さんとも面識があるし、流石に彼女を娘達の教育係に迎える訳にも、と思ったのですが、兼続の方から娘達を連れてきましたよ。
一方、今日では関白秀次が高野山送りに…。
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