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まずは(所詮は)前座ですが、
浦和の勝利は日本サッカー界にとって喜ぶべき戦果でした。
主力数名を欠き、満身創痍でのこの結果は立派なモノです。
しかし「世界の三位」を連呼するのは些か気恥ずかしいモノがありますね。

ボカもミランも決して準決勝で手を抜いていた訳ではないでしょうけど、
やはり決勝では最初からトップギアで飛ばしてくれます。
これこそまさに世界レベルの戦い。
国対抗のワールドカップと違って、クラブカップだと各国の選手が混じっているので各国で自国出身の選手に声援を送っているのでしょうね。

残念ながら日本のクラブがこのレベルまで行く事は恐らく無いのでしょう。
何故なら特に南米はスポーツと言えばまずフットボールという国ばかりです。
要するに人材がすべて此処に集中されます。
対して日本には野球があります。昔ほどには絶対では無いでしょうが、まだまだ野球の人気は根強いモノがあります。
欧州は南米ほどではないにしろ、サッカーリーグに投入される金額はやはり桁が違います。
南米は人材を輩出し、欧州は資金面でこれを支えると言った具合に、二つの地域が競い合いつつも支え合っていると言えます。
これがどちらか一方だけではこれほどの隆盛は無かったでしょう。
野球が、ほとんど大リーグへの集中で栄えているのとは対照的ですね。
だから野球はオリンピックから消える訳ですが。

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