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二院制というのは大きく二種類に分けられる。
一つは共和制ローマ以来の身分制議会。
上流富裕階級で構成される元老院と一般市民から成る民会である。
これを採用しているのは戦前の日本や英国など、階級社会が残っている国家である。
対して合衆国やドイツのような連邦国家では中央の意思決定を担当する議会と、地方の利益を調整する議会が並立している。

日本の参議院はそのどちらにも当てはまらない。
今更戦前のような貴族院を復活させる事は出来ないのだから、合衆国型の例えば各県二人ずつにしたらどうかと言う提案は以前にもしたので繰り返さない。
今回取り上げたいのは参議院の役割である。
一つの法案を二回にわたって審議するというのはハッキリ言って無駄である。
しかしそれ以上に問題なのは現在のように両院の第一党が異なるねじれ状態をどうするかと言う事である。
総選挙で野党が過半数を取って政権交代が成ったとしよう。その時に参議院が旧与党が過半数を維持していたら必然的にねじれ国会となる。
つまり今のようなカーボンコピー的な二院制では二大政党によるスムーズな政権交代など端から不可能なのである。

まだ試案だが、法律や予算案を作るのは衆議院のみとし、参議院は行政機関の監視並びに憲法との整合性の議論等に特化すべきだと思う。

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