忍者ブログ
兼・更新日記
[378] [377] [376] [375] [374] [373] [372] [371] [370] [369] [368
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
最新TB
バーコード
ブログ内検索
お天気情報
フリーエリア
ブログ広告ならブログ広告.com 冬至楼均さんの読書メーター 【トレミー】人気ブログランキング
最新CM
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

景虎が「我の最も嫌うモノを書く」と言って示したのが風林火山の旗印。
これを木に貼り付けて的にするらしい。
伝兵衛君の指南を受け、景虎は見事に一撃で打ち抜きます。
勘助の質問、「越後にとって甲斐は敵か?」。
景虎の答え、「こちらに向かってこぬ限りは敵ではない。しかし武田晴信は気にくわない」

鉄砲が届くまで越後を出られない勘助ですが、全く困った様子はありません。
不審な動きを直江の娘に見つけられ「経を唱えろ」と迫られますが、どこで憶えたのかしっかり唱えて見せます。

一方、平蔵君は義父を討たれて更に武田への恨みを募らせます。
砥石城を囲まれて対処に苦慮する村上。平蔵は当面の敵である高梨との和議を結び、武田の隙を突く策を打ち出します。
高梨との和議の使者として信濃守護である小笠原長時を向かわせます。

景虎は長尾政景との戦いにけりを付けるため、今だ去就を決めぬ宇佐美定満との対面を決意する。
景虎は宇佐美の上杉家への忠節を讃えた上で、天下の道理を正すため自分に力を貸せと彼を口説く。
勘助君はその場に連れてこられて色々と探りを入れられます。その上で彼の身柄は宇佐美に任される事となりました。
勘助の気がかりはこの会談中にもたらされた武田出陣の情報。

村上に後ろを取られた晴信は全軍撤退を決意します。上田原の時に較べて随分と成長しましたね。
責任を感じた真田幸隆が殿を志願しますがこれを差し止めます。
しかし武田の大敗は止められません。
この戦いに勘助が参加していないのは話の展開として作為的です。
そして予想通り彼の素性はばれていたようです。
またしても勘助が危機を迎えたところで引きとなりました。

さて、今回描かれた両雄の対比はなかなか興味深いモノでした。
父を追って家督を継いだ信玄に対し、謙信も兄の地位を奪った事には違い有りません。
信玄のクーデターも彼一人でやれた事ではなく、家臣達の協力有っての事であり、恐らくは若い信玄は担がれただけだったかも知れません。そして父信虎を引き取った今川がこのクーデターに一枚噛んでいた事も忘れては成らないでしょう。
謙信の家督相続は守護の仲介という形を取り、兄の養子となる事で行われていますが、こちらもクーデターには違い有りません。

二人が決定的に違ってくるのはその後の行動です。
貧しい甲斐は他国へ領土を広げる事でしか維持出来ないので、結局は父と同じ拡大政策を続けざるを得ない信玄ですが、謙信の方は戦いに正義を求める事で己の罪悪感から逃れようとしているかのようです。
人物としては謙信の方が好きですが、仕えると成ったら色々と面倒でしょうねえ。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
冬至楼均
HP:
性別:
男性
amazonブログパーツ
忍者アド
アクセス解析
過酷人生ゲーム
Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    icon by MiniaureType

忍者ブログ [PR]