英国で政権交代。
保守党キャメロン党首が組閣の命を受け、自由民主党との連立政権の樹立を表明しました。
流石に成熟しているなと思うのは、労働党政権が敗北を認めて政権を返上したこと。
そしてキャスティングボートを握った自由民主党が変にごねずに保守党との連立を受け入れたこと。
方や日本では、自民党が過半数を割ったとき、それでも比較第一党だったのに非自民の連立政権が成立した。
更に、非自民連立が崩壊し社会党(当時)が政権から離脱して自民党との連立が成立したとき、総理大臣を出したのは第二党の社会党であった。
いずれも過渡期の非常事態では有ったけど、やはり憲政の常道に反する。
政権を構築する優先権はやはり比較第一党にあるべきである。
それにしても、日本より二大政党制が機能しやすい完全小選挙区制の英国で二大政党がいずれも過半数を取れないと言う事態が起こるとは。
今後の興味は、第三極・自由民主党が主張する選挙制度改革が果たして成立するか。
そして日本の自由民主党の行く末は…。
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