アフガニスタンの大統領選挙は取りあえずの決着。
投票の操作を試みた現職のカルザイ氏も、決選投票を逃げた対立候補のアブドラ氏も、どちらも選挙による民主制というモノを理解していないのでしょう。
早くアフガンから手を引きたい英米としては、政権安定の為にこのカルザイ氏の”勝利”を容認するしか有りませんが。
選挙というのは血を流さない戦争ですが、だからこそ不正はその正当性を著しく傷つけます。
民主制を支えるのは”良き敗者”なのですが、それも勝者が少数派に対する配慮を持ってこそ。
選挙に勝ったから何をやっても良いと言う事ではありません。
勝利に浮かれている某政権もこれを他山の石として欲しいモノです。
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