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越後での最後の話。
(奇しくもこの前日、謙信公祭に景勝役の北村さんが参加されていました)

兼続の元に三成からの使者が。
療養中の太閤と面談し、上杉家の会津への国替えを求められます。
目的は家康(と政宗)の監視。
(全く登場しませんでしたが、元は蒲生氏郷がこの役目を勤めていたのですが、若くして亡くなっています)
流石に即答は出来なかったようで、持ち帰って景勝に計ります。
景勝は乱世に戻るなら越後の民と共にありたいと言いますが、兼続は謙信の関東出陣を引き合いに、日本全体の事を考えるべきと諭します。

国替えを知らされた家中はやはり反応は悪い。
越後は失うが、佐渡や庄内といった景勝時代に獲得した領地はそのまま、結果として石高は増えます。
が、やはり納得しないモノは居ます。
その最右翼が旧友久秀君。(確か奥様は初登場では?)
そんな久秀に対して、兼続は一つの布石を託します。
越後に一部の身内を残し、後の戦乱に備える積もりのようです。
(まあ、結果的に関ヶ原の後の心証を悪くした策でもありますが)
更に仙桃院も謙信の遺骸と共に残ると言い出しました。
(これも一般的には兼続の策と言われますね)

お船は越後の雪に郷愁を感じているようですが、会津も越後ほどではないにしろ雪は降ると思いますよ。
国替えに際し、上杉領百二十万国の内、米沢三十万国を兼続に与えるように指示します。
一方、家康は秀吉の策を苦々しく思いつつも虎視眈々と牙を磨きます。

さて久秀君、兼続の意を受けて、自身の次三男も越後に残して帰農させる様です。
(しかし、春日山の砂を子供に持たせるなんて、甲子園の砂じゃあるまいに)
残る心残りは直江津の町人宅に身を寄せるお涼さん。
兼続は会津へ来ないかと誘いますが、思いが遂げられる訳でもないし、却って辛いよねえ。
(兼続も立場は入り婿なので妾を持つという訳にも行かないし)
しかし、そこでぽろりと弱音を吐いてしまう辺り、天然の女殺しですね。

景勝は謙信公への最後のご挨拶。
その後、こっそり八海山に上り越後の風景を目に焼き付けます。
そしていつもオープニングで流れていた山の上からの絶景が。

そして会津へのお引っ越し。山一つ向こうとは言ってもかなりの難所ですからねえ。
そして回想シーン。(結構時系列がバラバラですね)

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