いつもの某掲示板にて、エコに関する議論を何度かした事がある。
化石燃料を使い続けると二酸化炭素が排出されて地球温暖化が進む。
と言うのはいつも聞かれる主張だが、さてどうすればいいかとなると具体策には乏しい。
電気というのはそれ自体は効率の良いエネルギーなのですが、問題はそれをどうやって作るかと言う事。
風力とか潮力等というアイディアも出ましたが、安定的な発電手段には成り得ません。
太陽熱は恐らく経済的にペイしません。
最後は原子力発電に頼るしかない。と言う事になります。
結局の所、個々人が消費エネルギーを減らすのが最良なのですが、此処には共有地の悲劇が待ち構えています。
これについて説明したのですが、どうも理解を得られませんでした。
何しろ返ってきた感想が、「この農民は馬鹿ばっかりだ」ですから。
この悲劇は「個人レベルでの合理性と、集団としての合理性が一致しない」からだと前置きしたのに…。
流石にこれ以上の説明は諦めて、
「人類が皆あなたみたいなら、世界はすぐにでも平和になるでしょうね」
と皮肉を書き込んだら、
「皮肉にしか聞こえませんが」
ああ、一応そこは理解出来たんですね。でも、
「・・・それに私も牧草地の奪い合いをする馬鹿な農民になるかも知れません」
やはり全く理解出来ていませんでした。
もし、太陽熱を効率よくエネルギー化する手段が確立したとしたら、
地球外へ放出されるはずのエネルギーが地上に留まることになるわけで、
間違いなく地球は温暖化すると思うのですが。
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