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足を負傷した原美濃守を見舞う勘助。
いきなり娘を嫁に貰ってくれないかと持ちかけられます。
その娘の口からぽろりと新しい側室の話が…。勘助君の心中は穏やかではありません。
その勘助が諏訪に向かう途中、謎の姫君一行を目撃。その行き先が甲斐府中であることを突き止めます。
初めは夜盗かと怖がっていた侍女の婆さんですが、勘助が武田家中の人間と知って態度が急変します。
さて久しぶりの由布姫との再開。四郎君も随分と大きく成りました。
姫様も晴信がめっきり顔を見せないので淋しそうです。
大井夫人が病に伏せっていると聞いて見舞いたいと言い出します。

一方の甲斐。
三男信廉が初登場。
由布姫の見舞いに難色を示す晴信に苦言を呈します。余り仲は宜しく無さそうです。
四郎を伴って大井夫人と会う由布姫。
四郎と寅王丸を会わせたいと言い出します。誰からも聞いてなかったんですね。

勘助君は御屋形様に新しい側室の件について問いただします。
初めは白を切りますが、勘助の方が一枚上手でした。
要するに、由布姫は利発すぎて心が安まらないらしいです。
殿の新しい女に会いたいと言い出す由布姫。(勘助君、姫の鎌掛けに引っかかりましたね)
これは昔の三条夫人と同じ反応ですね。
とそのことを当の三条夫人に指摘され窘められてしまいます。
夫人、化粧の具合かいい感じに老けて見えますね。

由布姫は勘助に対して四郎を武田の跡取りとして育てたいと宣言します。
恐らく勘助も内心ではその考えを秘めていたはずで、そのことも見透かされていたようです。
姫様にせっつかれて油川の姫君を探りに向かう勘助君。
その勘助に後ろから声を掛けたのは原の娘。
勘助君、女が絡むとさっぱりですね。

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