昔の日記に書いた物の再編集。
平和とは単に戦争のない状態である。それ自体はすばらしいモノであるが、これは豊かで安定した生活を営むための手段でしかない。
国家があるから戦争があると言うのは一面では正しいが、国家を無くせば戦争が無くなるという単純な話ではない。
国家というのも秩序を維持するための手段であって、国家が無くなれば戦争と犯罪が混在となった無秩序が訪れるだけである。
”平和主義者”の問題は単に手段と目的をはき違えているだけに留まらない。彼らは自分たちの正義を信じて疑わないから、反論を許さない。これはファシズムに繋がる。
[0回]
PR