姉に出した離縁の願い状は幸いにも渡されずに戻ってきました。
ほっと一息のところ、秀吉が徳川邸へ来訪。
家康の見舞いというよりは、江が目当てのようで。
本人に悪気は無いのだけど、見事に空回りですね。
秀吉の衰えを目の当たりにして、着々と己の野心を燃やす家康。
一方、夫婦になった後もマイペースを崩さない秀忠。
明より、秀吉を日本国王に封じるという使者が。これに怒った秀吉は再出兵を命じます。
家康は無茶な戦だと止めようとしますが、三成は己の忠義を貫いて主君の意に添おうとします。
再出兵に心を痛める江。思わず先夫秀勝の名を出してしまいますが、秀忠はそっけない態度。
その直後に妊娠に気付きますが。しかし秀忠は冷淡な態度。どう接していいのかわからないのかもしれません。
生まれたのは秀忠の希望通り女の子。
家康にとっても初孫。名前をと言い出す前に秀忠が自分の考えで命名をします。
自分の幼名でもある竹千代から一字を取って千。
生まれるまではそっけなかった割りに、実は子煩悩だった秀忠。
秀頼と千との縁組が持ち上がります。
一方ではかばかしくない朝鮮での戦い。秀吉は憂さ晴らしの花見を挙行しますが。
死期を悟った秀吉は家康等を順次招いて遺言を与えます。
会いに行かないと言い張っていた江も、最後に登場します。
恨み言を並べて彼女なりの叱咤激励をしますが、もはや秀吉の死相はぬぐいようもありません。
その秀吉の最後の遺言は「幸せになれ」。
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