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この本は正しく西洋哲学史の入門書なのですが、
私の興味を引いたのは哲学の祖ソクラテスの無限否定=アイロニーについて。
無限否定は知の探求の手段としては優れたものですが、とても常人の真似できるものではありません。
まして、ソクラテスの生きた古代ギリシアは直接民主政の時代。
自由人である限り政治と無縁ではいられません。
政治の場においてその無限否定を貫けば、それは政権に対する常なる否定。すなわち永遠の野党と成るしかありません。
それ故にソクラテスは悲劇的な死を遂げることになったのですが。

この政治的な無限否定と言うのはすなわち永続革命論。
わが国の共産党が「確かな野党」を自称するのも理解できますね。


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