管国家戦略相が、事業仕分けで凍結の判定を受けていたスパコン予算の復活を明言しました。
方々からの批判を考慮しての発言なのでしょうけど、仕分け作業チームのハシゴ外しに成らなければいいのですが。
スパコン切りが拙速なら、その復活も単なるパフォーマンスであって熟考の結果には見えません。
これまでの続ける事が前提という予算構築に一石を投じると言う意図は理解しますが、どちらにしても単純過ぎる気がします。
要するに仕分けの判断基準が曖昧なのが問題なのです。
仕分け作業チームはおそらくは予算確保の為に切る事を前提にして作業を進めているのでしょう。
しかしそもそもそこが間違いです。
必要な事業で有れば、たとえ金が無くてもやるべきであって、そこに経済効果を論じるべきではありません。
黒字にならないから止めるのは本末転倒。黒字が期待出来る事業なら民間の方が上手くやれます。(公務員に黒字を目指せと言うのがそもそも無理)
予算が目的に沿って正しく使われない、天下り職員の人件費に消えている、と言うなら金の行き先、つまり天下り先の方をつぶす方向で考えれば良いのであって、金の出口だけを絞っても意味がありません。
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