一部の知事から道州制を選挙の争点に入れて欲しいと言う意見が出されています。
地方分権は必要な事だとは思いますが、特に道州制(つまり都道府県単位の廃止)は地方行政機関のサービスの低下を招くのではないでしょうか。
当市も市町村合併で巨大化しましたが、その後に起きた震災では対応すべき面積は大きすぎて苦労していたように感じます。
地方分権は同時に地方格差を生むでしょう。
現行の都道府県単位ですら相互の格差と、内部の格差が存在しました。
道州制は、数が少ない分、道州間の格差はより明確になるでしょうし、また同州内部の均質化もより困難が予想されます。
道州間の格差を是正しようとすれば、結局その上位である国が手を出さねば成さず、地方分権とは言えません。
道州制推進論者はその辺をどのように納得させるのでしょうか。
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