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お久しぶりの越後のみなさん。
父上は生まれたばかりの妹を連れてやってきました。
一方、初めて登場の実頼の一家。
手柄がないと責められていますが、単にドラマの中で書いてないだけだと思うのですけどね。
(冒頭でアリバイ程度に紹介された新発田重家の乱ではそれなりの活躍をしたはずなのに)
ただ、史実的には兄に隠れてあまり目立たない方ではありますけどね。
兄を凌ぐ出世と言われても、その兄だって婚家の力無くしては家老を勤められなかった筈なんですけどね。
実頼の上洛話は、どうもお茶々様を出したいため何でしょうね。
さてそのお茶々様の入れ知恵で小国から大国に改めてはと提案されます。
養子だけに、自分の一存では、と言うのも当然ですが、
お茶々様には御不興を買ったようで。

兄が京で名を挙げてきただけに、弟としては立場が難しいでしょう。
秀吉の方はこれを家康にぶっつけて牽制する腹のようで。
前回、あれほど兼続を勧誘しただけに、その弟にも何か仕掛けるのでは無いかと思っていましたが、早速始めました。

官位はともかく、苗字も貰って来ちゃったのね。
当然兄としては怒るところですが、兄弟げんかは完全に太閤殿下の思うつぼですよ。
姓については殿がかぶってくれました。
幸いにも婚家の方はこの手柄に大喜びです。何とも単純ですね。
翌年、再上洛の要請。
併せて殿と兼続にも官位を送ってきました。
(景勝の参議はともかく、兼続の山城守に関してはとっくに自称していたはずですけどね)
今回は実頼も同道。三成の取次で殿下と対決。
前回の上洛でのやりとりを知らない実頼ははらはらしていますけど、
殿下を謝らせた兄を見て自分との器の違いを思い知らされたでしょう。

利休を挟んで家康との対面。
例の愛の前立てについて聞かれ、その回答に対する家康の反応はいまいち。
待っている実頼はお涼さんに逢って「一つくらい兄に勝てるモノを」を茶の指南を頼みます。
実頼は京への残留を希望。兄と離れて己の実力を試したいと願います。
弟に逃げられて(と兼続の立場からは思える)落ち込む兼続に、懐妊を告げるお船。
いつもの事ながら、良くできた奥様です。

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