ブタインフルエンザ改め新型インフルエンザ。
始めにブタブタ言い過ぎたために豚肉への風評被害が発生して、言い換えたようです。
がしかし、そもそも、インフルエンザはブタとトリに共通する人畜共通感染症なので、ブタインフルエンザがヒトに罹るだけではたいした問題ではありません。
問題はこれが変異してヒトからヒトへと感染するようになったこと。
この時点で”新型”インフルエンザと呼ばれるようになる訳です。
さてここからが本題ですが、日本政府の対応は過剰でしょうか。
当事者のメキシコが呑気すぎる(流石のメキシコ人も大統領への非難の声を挙げ始めたようです)気はしますが、それでも日本人の反応は過激すぎます。
これも日本人特有の”穢れ”思想が影響しているのでしょうか。
「疫病と世界史」によれば離島である日本(と英国)は大陸に比べて感染症に対する適応が(人工の割に)遅れていたようで、ひとたび侵入を許すとその人口密度と併せて大きな被害を被ってきたようです。
先の”飛翔体”の問題でも感じましたが、この手の危機管理対策に関しては、
「過ぎたるは及ばざるに勝る」と言えそうです。
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