オバマ氏がアメリカの大統領に就任しました。
某ニュースでは、就任演説はややそれまでよりもトーンが落ちて現実的な話をしていた。と言ったニュアンスで解説していましたが、
候補者の段階と、実際に権限を握った段階とで発言が変わってくるのは当然のこと。
これが日本の政治家だと、即座に方針転換だとか言って叩くのに、よその国のことだと随分と優しいなあと思ってしまいました。
アメリカでは就任から百日間は”ハネムーン”と言って攻撃を控えるらしいのですが、日本でもそれくらいの寛容さが欲しいモノです。
(日本だと、就任直後から掌を返したように叩き始めますからねえ。)
さて、もう一つの就任はトヨタの社長。
こちらはまだ発表の段階ですが、十四年ぶりに豊田姓の社長が登場するようです。
穿った見方をすると、このご時世では誰がやっても難しいから、敢えて”大政奉還”に踏み切った。
上手く行けば良し、失敗したら創業家の影響力を排除出来る。
さて、この一件真逆な二つの人事。結果は如何に相成りますか。
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