昨日の捕捉から。
例えば災害における救助の場合、軍(日本の場合は自衛隊だが)を使うか、通常の救助組織(消防のレスキューなど)で済ませるか。それを決めるのは政治家の分担である。
先日の某士官の言いぐさは、
出るか出ないかまで軍の裁量に任せて欲しいと言う事だったが、
それはシビリアンコントロールからの逸脱である。
出演者も指摘していたが、それは目的が正しければクーデターも容認する事になってしまう。
政治の腐敗は政治によってのみ正されるべきで、それは国民全体の責任である。
民主制は確かに手間の掛るシステムであるが、
だからといって安易に手続を簡略化することは、独裁者を生み出す温床である。
軍人も所詮は官僚の一種であり、本能的に自己の権限を強化しようする。
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