古代ローマの時代から、人間の本質はさほど変わっていないのではないか。
パン=食糧がなければ人間は生きていけない。
格差社会と言っても、喰えているうちは大きな変革は起こらないだろう。
人はパンのみにて生きるに非ず、とはイエスの言葉だが、
腹が満たされれば今度は知的好奇心の番である。
サーカス=とは大きく見世物を指すが、これは非常に金が掛る。
キリスト教に限らず、宗教が清貧を唱えるのはこれを安く挙げようと言う知恵かも知れない。
現代の民主国家において、最大の見世物は選挙戦ではないか。
米大統領選を見ているとそんなことを考える。
小泉政権以降、我が国でも政治の劇場化が進んだ。
今の与野党のどたばたも、もはや見世物と化してはいないか。
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