名古屋高裁で空自のイラクでの輸送活動について違憲判決が出ました。
がしかし、高裁レベルに憲法判断の権限はなく、これは本来の判決に関係ない傍論としての記述でしか有りません。
判決としては原告の訴えは退けられたので被告の国は上告出来ません。
原告はこの違憲の傍論が欲しかっただけ(派遣の差し止めが成るとは思って居ないはずで、また賠償金など貰っても意味はないでしょう)なので、
形式上は敗訴にもかかわらず上告するはずもありません。
それを示すように、原告は早くも小牧基地へ押し掛けて派兵中止を要求しています。
それに対する基地の対応は、
「国の命令に従い、淡々と任務をこなすだけで、コメントすることはない」
と言う極めて冷静なモノでした。
当たり前ですが、自衛隊が国の命令を無視して勝手に動いたら、その方が問題です。
こういう要求は政府に行うべきであって、自衛隊基地に押し掛けても何の意味もありません。
プロ市民の方々はそう言う基本的な事もご存じないのでしょう。
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