信濃に侵入した越後軍一万八千。
出陣を促す家臣の意見に対して、信玄は焦るなと言う。
勘助は「海津城は落ちぬ」と断言。
政虎はそもそも海津城を攻めない。海津城を落としてしまえば信玄は動かず、決戦に持ち込めないのだから。
勘助の読み通り、政虎は海津城を放置し。
信玄を戦場へ引きずり出すため、川を渡りその背後の妻女山へ陣を構える。
その報を聞いた勘助はしてやったりの表情。
武田家臣団は一様にいきり立ち、あの信廉ですら出陣を志望します。
亡き母の崇拝していた不動明王に祈る信玄。
それを見た三条夫人は「勝って帰ってください」と願う。
決戦を前に槍を振るう勘助に、リツは初めて父上と呼びかける。
「帰ったら、お前の祝言だ」
実にべたな死亡フラグですね。
勘助は途上、諏訪へ立ち寄って勝頼を同道する積もりだったのだが、
由布姫の霊が現れてこれを押しとどめる。
これは結果的に先の香坂弾正の策に倣うモノでした。
これは勘助の劣化を示しているのでしょうか。
宇佐見の兵法講座を受ける平蔵君。
武田は攻め掛かってくるのを待っている。「先に動いた方が負ける」
武田軍はゆるゆると海津城へ向かう。
わざと側面を空けて誘っているのだが、政虎はそんな手には乗らない。
信玄は遂に攻撃を決意。
馬場と勘助に策を立てるように命じる。
そこへ行方不明だった原美濃守生存の報せが届く。
勘助君は喜び勇んでこれを迎えに行く。
美濃守を助けた謎の老婆は勘助の求めに答えてに霧の出る日を教えてくれますが。
命の代償よりも、この情報の方が高いと言うのは喰えない老婆ですね。
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