昨日の続き。
二本目の小説です。
原作は前後編に別れているのですが、雑誌掲載時にはこれを大胆に割愛。
後編を大幅に簡略化して訳出していたという代物で、
その後の単行本では一応後編も訳していて、収録されているのは其方のバージョン。
雑誌掲載時に短く刈り込んだのは誌面の関係と思われますが、
この方が面白い、と主張している辺りに自信のほどが伺えます。
其方のショートバージョンも付録として付いていますので、読み比べて見てください。
ミステリーとしては短い方が、ラブロマンスとしては長い方が優れているので好みの問題ではありますが。
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