信玄・道鬼のツーショットから。
二人の話題は越後の景虎。いよいよ、決戦の機は熟しました。
信玄は決戦の地・川中島に城を所望します。
四郎君元服。
勘助が築城の相談をするのは香坂弾正。彼がこの新城の城代として指名されます。
弾正はこの戦が勝頼の初陣になると予測。
勘助はこの戦で勝頼に武勲を立てさせようと息巻きますが、
弾正はこの一大決戦に武田の血筋を絶やさぬ為に勝頼を温存すべきと主張します。
弟子は師を越えたか。
一方の越後勢はいよいよ関東へ出兵。
瞬く間に上野を制圧し、関東の諸将が続々参集します。
忠臣長野業政も主君との再会を果たします。
憲政と景虎との間には微妙な不協和音が響いています。
無理をせぬ氏康の策は小田原籠城。
弾正君はや三十四歳ですか。
勘助は彼がまだ独身と知ってなにやら考えるところが有るようです。
何か授けたモノがあるって、リツさんの婿にでもしようというのでしょうか。
景虎は忍城に入ります。
城主成田長泰の妻はなにやら景虎のお母上に似ているご様子。
女性に興味がないのかと思われていた景虎は、この奥方を人質の名目で自分の側に置く事を決めます。
景虎は城など数日で落としてみせると豪語しますが、
名将を頂く名城にさしもの軍神も苦戦します。
武田軍は援軍に出てきますが、今川は三河方面で信長と対峙しているため参陣出来ず。
武田の狙いは上杉の背後を突いて越後へ引かせ、その矛先を再び信濃へ向けさせる事。
越後勢が関東に根を下ろしては北条も武田も先がありませんから。
三日経つのにまだ城は落ちないのかと成田の奥方に言われた景虎は、
自分の信心を見せつけるために一人城門に近づくといきなり酒盛りを始めます。
城から射掛けられた矢も鉄砲も景虎には当たらず、
氏康も城から打って出る事は有りませんでした。
その後、鶴ヶ丘八幡宮に詣でて管領就任の儀式を執り行い、此処に名を上杉政虎と改めます。
一人下馬しなかった成田は馬から引きずり降ろされてこれを鞭で殴打します。
これで関東の諸将が引いてしまう訳ですね。
珍しく次回への引きが勘助君(のミス)じゃなかった。
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