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続き。

論敵がプライベートで忙しいとかで離れてしまったので有耶無耶のうちに終息。
実は論戦そのものは前回の稿で書き尽くしていますが、その過程で色々と考える事もあったので。

世襲に問題があるとすれば機会の平等を妨げるからなのですが、
有利な位置にいる人間を無理矢理引きずり降ろすよりは、不利な人間を後押しする方が建設的に違いない。
と言う訳で世襲論から教育改革に話を進めてみました。
能力のある人間が経済上の理由から進学出来ないのは社会的損失である。逆に能力のない人間が大学に行くのはまさに「豚に真珠」と思える。
進学率100%何て言うのはどう考えても悪平等であり、精々50%程度にするのが現実的ではないか。
少子化が進むと大学の方が余ってしまう事も考えられる。

教育費完全無料化案も、実例を見ると問題があるらしい。
大卒の方が生涯所得が確実に高いので有れば、後払いも有りかとは思うが、親が子の教育に全く責任を持たなくなるとそれはそれで問題がありそうである。

と言う訳で現時点では自分の中でも結論が出ていない。
子供がどのように育つかは結局は親に掛かっているのであって、公的な制度は補助手段に過ぎないのであろう。

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