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王朝交代イベント

通常は「最後の当主の死亡」を発生条件として、
「所属の変更」「継承権の移動」「大名家の併合」の順で設定します。
しかし継承側でプレイしている場合には、逆に断絶大名家をそのまま併合する事になります。

さて実例としてフランス「三アンリの戦い」について紹介します。
フランスは4つの勢力が存在します。
現王家である「ヴァロア家」とそれを支持する「旧教同盟」、次期王家となる「ブルボン家」とそれを支持する「カルヴァン派」、一般にはユグノーと呼ばれる一派です。
史実ではまず旧教同盟の盟主ギーズ公アンリが暗殺され、その報復としてアンリ3世が暗殺されて残ったアンリ・ド・ブルボンがアンリ4世としてフランスを統合します。
旧教同盟でプレイする場合、暗殺は未遂とします。旧教同盟は主家をブルボン家へ変更します。
ヴァロア家滅亡の後、旧教同盟とブルボン家の力関係の比較から新王アンリ4世の宗教を選択します。
具体的には旧教同盟とユグノー勢力の石高の大きい方と言う事になりますが、臣従勢力であるユグノーは石高を増やせませんから最終的に旧教同盟の方が大きくなるでしょう。(成らなければバッドエンドです)
ここでアンリ4世を当主として取り込んで、ユグノーを殲滅する事になります。

逆にユグノーを選んだ場合はどうなるか。実は初期状態ではブルボン家直轄地はユグノーよりも小さく4つの勢力で最低です。よってユグノーでプレイする場合には主従をいきなり逆転させます。
その後は「ギーズ公暗殺」「アンリ3世暗殺」と進みます。恐らく統一だけなら4つの内で最も容易いと思われますが「アンリ4世の改宗」が発生しないため最強勢力の一つであるスペインといきなり全面戦争に発展します。
イギリスが参戦してくるまで粘れば勝機も見えるでしょう。

と言う訳で次回はイギリスについて紹介したいとおもいます。

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