さて利休に下った切腹の沙汰を覆そうと息巻く江ですが。
何故と問う江に対し、三成が利休の咎を並べ立てますが「それしきのことで」と一蹴。
一方、秀次の説明は、「大好きな利休が離れるから殺す」というもの。
それを踏まえて、秀次の出した只一つの解決策は「利休が謝ること」だがそれは利休本人が拒絶しました。
そして「なんでも思い通りになると思うな」とおそらく見ている視聴者が誰しも思っていたであろう一言。
秀勝の秘策に乗って炭焼きに化けて利休との対面を果たした江。
その説得に応じず、最後の茶を江に立てて自分の志を継いでくれという利休。
利休切腹の知らせを受けて秀吉の元へ向かう江。
そこで見たのは利休の死を悲しむ秀吉。
何故止めてくれなかったというのはいささか理不尽ではありますが、本気で悲しむ秀吉に対して何も言えない江でした。
そして追い討ちを掛けるかのように愛児・鶴松が亡くなります。
ショックで食を断ってしまった姉を妹二人で説得に当たりますが。
現れた北政所は、新しい子を産んでくれと頼みます。
錯乱した秀吉は鶴松の死と利休の死を結びつけて、三成に責任を転嫁します。そしてその怒りをそらすために三成は朝鮮への出兵を提案します。
さてそれを知った家康は、秀吉がおかしくなっているのではといますが。
それを聞いた秀忠は、子を亡くす事がそんなに大層なことか、とかつて自分の息子を切腹させた父を責めます。
いつものように朝鮮出兵を止めようとする江ですが、もはや彼女の言葉も秀吉には届きません。
それでも関白かという言葉が聞いたのか、秀次に関白を譲ります。
そして江にも新たな縁談が。その相手が秀勝だと聞かされて、さて。
秀勝は我ら二人の役目は兄秀次の見張りだと。
いや正しくは見張り役を負かされたのは秀勝で、江との縁談は秀勝が出した条件だと言うことなのですが。
結果的に淀も悲しみから立ち直る決意をしたことでこの縁談は無事調いました。
利休の遺言をそばで聞いていた秀勝は、自分もともにそれを背負うと言ってくれました。
これで終わればメデタシメデタシなのですが。
[0回]
PR