ついに関白となった秀吉。
しかし母と妻はあまり嬉しそうに見えません。
喜んでいるのは兄を素直に尊敬している妹旭のみ。
勢いに乗る秀吉は宮中で茶会を開き、天皇にも直に茶を献じます。
その流れて宗易は利休の号を賜ります。
残る懸案は家康。
再三の上洛要請にも全く耳を貸しません。
(出てこないかと思った)養子秀勝(信長の四男)が死亡。
替わって甥を養子として秀勝の名を継がせます。(そう言えば、これが二番目の旦那ですね)
何も茶々達に断る必要もないんですけどね。
例によって江に何か策を出せと迫ります。
こちらの要求を通すなら、こちらからも何か大事なモノを差し出せ。
と言われて秀吉が思いついたのは妹を家康の女房に送り込むこと。
江も怒りますが、一番怒ったのは母親。
でも本人は兄の為ならと承知した模様。
しかし家康は、結婚は承知しても上洛には応じません。
旭で駄目なら自分が行くと言いだしたお禰。それを止めて志願してきたのはお母上。
流石にここまでされては動かない訳には行きません。と言うかここまで譲歩を引き出せば十分と言うことでしょう。
上洛した家康に会いに行く江。
ついで秀吉の無礼を詫びるお禰。謝ってばかりですね。(でもこれについては謝る必要はないですよねえ)
そして最後に登場したのは秀吉。かの有名な対面時の大芝居の打ち合わせですね。
秀吉はただ頭を下げてくれと頼んだのに、家康は陣羽織を賜りたい、過剰な演出を見せました。
江は当てつけだと斬り捨てますが。
目的を果たし、母が無事に戻ってきたことを祝ってしばらく絶っていた茶をお茶々に飲んで貰いたいという秀吉。
(妹や母に負担を掛けた分、自分も好きなモノを絶っていた模様)
どこまでが計算なのか分かりませんが、これはかなり効いた様子で、あの茶々が秀吉の分を自分が立てると言い出しました。
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