「警察の誕生」(菊池良生・集英社新書)を読んで、一つ興味を引いたのがフランス革命の自由理念は個人の自由であり、団結・結社は禁止されたと言うこと。成る程、これなら個々人をバラバラにすることである種の平等も図れると言うことでしょうか。
いずれにしてもフランス革命の帰結は恐怖政治であり、そんなモノを評価しようとは思いません。
さてここからが本題。タイトルについててですが、現行の法律には政党を規定するモノが無いらしいのですね。
いわゆる”政党要件”と言うのは政党助成金の付与条件でしかありませんが、これの問題点は新しい政党が生まれにくいと言うこと。言い換えれば既存の政党の既得権益擁護になっています。
私案”政党結社法”では政党は半営利法人。(非営利でないのは政党には達成すべき目的が必要だからです)
現行のような助成金を与えるのではなく、一定限度の免税を付加します。当然ですが収入と支出についてはきっちりと帳簿を付けて監査を受ける必要があります。
相互の目的が相反しない限り複数の政党結社に所属することは可能です。いやその手の離合集散を繰り返して大きな政党に成っていければ良いと思います。
言うなれば下からの政界再編とでも言いましょうか。
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