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サルコジ仏大統領が、震災後としては初の海外首脳来日を行い、菅総理との会談を行いました。
総理は「雨の日の来客は…」とか脳天気に歓迎ムードですが、サルコジ氏としては原発大国として国内的なアピールもあるのでしょう。
お隣のドイツでは州単位とは言え政権交代を引き起こしていますし、フランスとしては脱原発の流れを食い止める目的が大きいのでしょう。
とは言えこのタイミングの来日は評価に値します。日本としても、当面は原発に依存せざるを得ない状況ですし。

さて会談で決まったのは技術的支援と共に、国際的な安全基準の策定。恐らく後者が主目標なのでしょう。
国内の現行基準は、恐らく反原発派に配慮したかなり厳しいモノ。つまりは政治的配慮の強いモノで、それを多少超えたからと言って即座に健康被害が発生するものではありません。
実際の所、冷戦時代に原爆実験が盛んであった頃には今よりもずっと高い放射線濃度であったと言う証言もあります。
よって新たに策定される基準値は、より科学的見地に基づいた適正値に設定されるでしょう。

被曝するとどうなるのか。
単に活性酸素が増えるだけ。と言うのが研究者の結論。
もちろん、急激に増えれば組織が破壊されて危険ですが、ある程度の閾値を超えなければ問題はありません。
これはどんなモノも取りすぎれば毒になると言うのと一緒。
体に附いた放射能物質も洗い落とせばそれ以上の被害は出ません。
本当はこういう知識こそ広めるべきなんですけどね。
原子炉の構造なんて素人が知っても何の役にも立ちませんから。

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