菅総理は福島原発の問題で、福島社民党党首と会談。
福島氏の提言は、反原発の立場からのモノですが、提言についてはそれなりにまともでした。
保安院が、経産省の押し進める原発推進の走狗になっていて安全がおざなりになっているのはこのトラブルで明らかですから機構の改革は必要でしょう。
(ただこのタイミングで明言してしまうとトラブル処理に関するモチベーションを下げる恐れがありますが)
もう一点のエネルギー政策の見直しについては、実現性は低いです。
そもそも自然エネルギーは安定性が低いのが難点で、この割合をこれ以上増やすのは難しく、そもそも天災に弱いのでむしろ状況を悪化させます。
ガスを利用した燃料電池システムは、節電が目的であって停電時には使えないらしい。(この点は発電機能を組み込んだ改良型の登場に期待しよう)
太陽電池も、余剰電力を電力会社に売って電気料金を下げる目的なので、これで家庭の需要をまかなう訳には行かないらしい。
実現的な対策は節電。あるいはより効率の良い電気製品の開発と言うことになるのだろう。
ヒートアイランド現象を緩和する方法があれば、夏の電力需要を緩和出来ると思うのだけど、何かいい方法はないだろうか。
あの熱を吸収して別のことに利用出来ればいいのだけど。
即効性のあるのは東京への一極集中を解消して人口密度を下げることだと思うのだけど。
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