震災で直接の被害を受けたパリーグに対し、セリーグの対応はあまりに鈍く、国からの節電要請に対してもいまだ無回答。
業を煮やした選手会は同時開催を要求して、ストも辞さない構えを見せています。
プロ野球と高校野球は事情が異なります。高校生は、全国大会が中止になれば次はありません。
何もすべての試合を止めろと言われている訳ではなく、電気を余計に消費するナイトゲームは控えて欲しいと言うだけなのです。
セリーグは、いや自称球界の盟主様は、テレビ中継を利用してファン層を全国に広げてきました。故に試合と言えばナイターと言う発想から抜けられないのです。
何かと野球と比較されるサッカーはと言えば、Jリーグは第二節から試合をリーグ戦を中断したまま。試合そのものはやれても、球場への移動中の事故も気遣ってなかなか再開に踏み切れずにいます。
どちらがファンのことを思う態度でしょうか。
これから夏場に入ればより電力需要が増えます。恐らく東電管区内ではまともな経済活動すらままならない状態となるでしょう。
復興が進まなければ、試合数の削減は避けられません。その時になって対応しても、一度離れたファンは戻ってこないでしょうねえ。
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