今回の原発トラブルは日本のみ成らず世界的に原発の要不要論争を巻き起こしそうです。
電力の大半を原子力でまかなうフランスは日本の対応にも比較的好意的で日本支援を表明しています。その一方で自国民の引き上げを粛々と行っている辺りがしたたかですが。(でも当然ですよね)
逆に現政権になって原発の縮小に進んでいるドイツは日本政府と東電の対応に疑念を呈しています。
それぞれのお国事情でしょう。
推進派・反対派双方にそれなりの言い分はあるでしょうが、問題外なのは原発を作ることで利益を得る人間の主張。これは作ることが論理の前提なので相手にしません。逆に反対派の原子力恐怖症も危険です。
私としては技術継承の観点から原発を残すべきと考えます。
すべてを放棄してしまうと、再び原子力を利用しようと思ったときに大きな出遅れを生じます。
また原子力技術を持つと言うことのある種の抑止力(軍事転用も含みます)も無視出来ません。
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