母の勝手な再婚宣言にすっかりへそを曲げた三姉妹。
嫌がっていたけど婚礼の儀には参列したようですね。
それにしても柴田様、緊張しすぎ。
一方、嫉妬から勝家に対しての敵意をむき出しの秀吉。勝家を倒せばお市様を取り戻せると考えているようですが。
越前への道すがら、亡き父の居城を初めて見ます。
この辺りは元々秀吉の領地ですが、清洲会議の後勝家に譲られたのでしたね。
自分の城で、自分の妻を迎えるにしてはあまりに低姿勢な勝家。
対して徹底抗戦の構えを見せる長女茶々。次女初はそれに追従して去勢を張ります。いつもは三女の味方をする長女ですが、今回は姉二人が結託して江は孤立状態。
大人げないですけど、まだまだ子供ですからね。
一方、家康に接近を始める信雄。いくら何でも(史実的に見ても)早すぎますね。家康もまだ早いと窘めます。
しかも、その動きは秀吉に筒抜け。
懐柔策が全く効かず途方に暮れる勝家。
思考回路がどこまでも男性的なお市様は、勝家の屈折が理解出来ないんですね。
この婚姻が織田家を守る為の政策であると主張する限り三姉妹は勝家を父親とは認めないでしょう。
ねえ自分が勝家を夫と認めていないのに、娘達には勝家を父親と思えなんて無理ですから。
勝家を父と呼ぼうとして失敗した江は馬に乗って城を飛び出しだして迷子になってしまいます。この辺はやはり子供。
探しに出た勝家も結局見つけられず。
普通なら山中で見つけられて叱られる展開だと思うのですが、自力で戻ってしまうところがご都合主義のヒロインですね。
全く悪びれない江に、勝家の怒りが爆発。それまでの低姿勢が一変。初めて父親らしい毅然とした態度を示します。
姉二人も我が儘ぶりを指摘され少しは態度を改めるでしょう。
ようやく親子関係を構築しつつある北の庄と対照的に、着々と天下への布石を始める秀吉。
風雲急を告げます。
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