信長びいきの三女と信長嫌いの次女の喧嘩。
姉の方も落城時の記憶はほとんど無いでしょうけど、何となく恐怖感が染みついているのでしょう。
そして、築山殿事件。
この名称が示すように、内通の主犯と見られるのは母親の方で息子の方は巻き込まれた可能性が高いですが、そもそもこの殺害命令が信長から出ているという点は疑問です。
まあ事実は別にして、そうした風評が三姉妹の元へ流れた可能性はあります。お市親子の周辺は信長に対する敵対心が強そうですから。
何故か出世の報告に来る光秀。
お江は彼に疑問をぶつけてみますが、答えは出ません。
家康の元へ弔問に行きたいと言い出しますが(この辺は将来の縁にまつわる伏線でしょうか)
そこへ信長からの招待状が。反対する姉たちですが、お母上はあっさりと許します。お市も兄信長の本心が気になるのでしょう。
お江の前に現れた信長は南蛮風の衣装で登場します。
衣装を誉めてくれた?事が気に入ったのかお江をフロイスとの謁見に同席させます。
フロイスとあちらの言葉で応対する信長。新しいねえ。
会見後、光秀を折檻する信長。一方で千利休に対して鷹揚に応じる、そのギャップに困惑するお江。
結局、質問の答えは得られませんでした。
翌日、信長の元を訪れたお江の前に現れたのは秀吉の奥方。
そして船の上、初めての事で船酔いしながらもようやく質問を切り出せたお江。
しかし答えは「わからん」。はぐらかしているのか、本気でその場の思いつきだったのか。
ともあれ、お江のために長政に縁の場所を案内して廻る信長。
そこで聞かされたのは信長と弟の確執の話し。これは遥か未来、お江自身の息子達に訪れる運命を彷彿させますが、それは彼女が死んだ後の話。
結局分ったのは信長の孤独と言うオチ。
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