参議院における一票の格差が違憲の域に達していると言う東京高裁の判断が出た。
そもそも違憲を判断出来るのは最高裁のみで、高裁レベルで違憲合憲を言い募るのは越権行為だと思うのだが。
それはさておき、実際に一票の格差が「法の下の平等」に反しているのか。
アメリカ上院は各州ごとに二名。これは明らかに大きな一票の格差が存在するはずだが、これについて訴訟が起きたとは寡聞にして聞かない。
アメリカの州は日本の県よりも遥かに大きな権限をもつので同列には語れないのかも知れない。
で有るなら、道州制を実施して議席の配分を大きく変更すると言う政策も考慮する必要があるのかも知れない。
あるいは参議院の不要論も考察対象になるだろう。
ひいては平等というモノを再考する時期に来ているのかも知れない。
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