警察には民事不介入という原則があるが、原則に忠実すぎた結果の一つが児童虐待問題ではないだろうか。
かと言って、こうした問題に直ちに公権力が介入してくると言うのも問題である。
まずは自助。子供が夫婦で育てられないならまず相談すべきはその親世代なのだけど、家族制度の崩壊により嫁姑関係が希薄になっている昨今では特効薬には成りにくい。
(そもそもこういう家族関係が上手くいっていれば児童虐待なんか起こらないだろうから)
次に頼るのは共助。かつて存在した隣近所のコミュニティの再建が求められる。
そして最後に頼るべきが公助。
こういう問題に対して専門的に当たる第三者機関の創設は急務である。
少子化対策も良いけど、まずは今生きている子供達を守ることが先であろう。
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