チャイナリスク

尖閣諸島沖での漁船衝突事件を切っ掛けに、中国本土で反日でもが続発しています。
まああの国で”市民団体のデモ”と言っても所詮は官製の、コントロールされたモノなのでしょうが。
エスカレートすれば損をするのは日本か中国か。
中国も人件費が上昇してきて、既に中国に工場を置くメリットは小さくなってきています。そんな中で日本企業がチャイナリスクを強く意識して一気に撤退する様になれば困るのは中国だと思うのですが。

一国の政策として外部に敵を作るのは、有る意味で麻薬のようなモノ。
一時は効果を上げるかも知れないが、やがては排外主義と結びついて手に負えなくなる。
中国や韓国の反日教育然り。
古くはキリスト教諸国の反ユダヤ主義。それがもっとも目に見える形で暴発したのがナチスドイツだけど、他の国だって実は似たり寄ったり。
イスラエルの建国も有る意味ではユダヤ人の棄民政策と言えなくもない。
結果として、元々はそれほど仲が悪くなかったユダヤ＝イスラエルとイスラム＝アラブが敵対するようになった訳で。