民主党の旧トロイカは結局復活せず、菅・小沢の一騎打ちが再現されました。
今回は前回と違って現職の菅総理が圧倒的に有利と見られていますが。
この旧トロイカをネタ元の三頭政治に当てはめると、
人気の菅総理がカエサル、実力の小沢前幹事長がポンペイウス、そして調整役(しかも金持ち)の鳩山前総理がクラッススという実に見事な照応ぶり。
本家の三頭政治もクラッススの死によって崩壊しましたが、民主党の三頭政治も鳩山氏が機能しなくなったことで決裂しました。
新トロイカの成立により既に旧トロイカの再生は無かったはずなのに、無理に時代を戻そうとしても無理ということなのでしょう。
さて、追いつめられて「賽を投げた」のはカエサル菅ではなく、ポンペイウス小沢であると言う点が本家との最大の違いですが、カエサルのようなある種の奇襲効果は全くありません。
有るとすれば代表戦後の離党でしょうけど、それも果たして共にルビコンを渡ってくれる部下がどの程度残っているのやら。
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