普通は年を食うと保守化する。とだいぶ以前に書いたが、その例外が革新政党の方々と言うことになる。
彼らが保守化しなかったのはある種不遇な為だが、彼らはその不遇が自分以外の何かの所為だと確信している。
革新の問題はそこにある。
彼らは自分たちが正しいと信じて疑わない。だから革新政権はまず旧政権の否定から入る。
今の民主党政権がまさにそれである。
それでも鳩山前総理はまだ良かった。その出自が保守政党だった故にまだ遠慮があった。しかし生粋の革新派(いわゆる市民派)である現総理にはその躊躇いがない。
そればかりか新たなシステムの提案すら出来ない。
つまり旧体制を壊すばかりで何も作り出せない。せめて次の代表選でもう少しマシな人物が選ばれて欲しいモノだが…。
[1回]
PR