社民党・国民新党は閣僚ポストをもらえるだけでも有り難いはずなのに、具体的なポストにまで注文を付けてきました。
国民新党が総務大臣を欲しがるのは当然ですが、総務省は別に郵政だけじゃないしねえ。
特に重要なのが新政権のテーマの一つになると思われる地方分権。その地方自治の司令塔がこの総務省なのですから。
そして悪名高き旧内務省に有って総務省に足りないのが、警察機構。旧警察官僚である亀井さんが総務大臣になると、内務省の完全復活に成ってしまいますね。
方や社民党は、雇用関係をやりたいと言って厚生労働大臣を狙っているようですが、ここも年金問題で注目されている部門です。
野党時代にあれだけ大口を叩いたのだから、今更よそに任せてるのでは「政権交代」のお題目が泣くというのです。
さて野党に転落した公明党は、早くも自民党との距離を取り始めました。
自民党としても、保守勢力として再生するためには望むところでしょう。今回の結果を見れば、むしろ切られて困るのは公明党の方だと思いますけどね。
旧社会党と言い、自民党と連立を組んだ党は現実路線への転換を求められるが故に、必然的に衰退しますね。
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