佐渡でトキの放鳥が繰り返されています。
今年は野生でのヒナ誕生で盛り上がっていますが、果たしてトキの野生復帰は成功するのか。
そもそも国産のトキは何故絶滅したのか。それは害鳥として駆除されてきたから。
現在では人間がトキを害することは無いだろうが、人間以外の野生動物は別。
いやこのままトキの放鳥が続けば、トキが野生動物の害になることもあるだろう。
トキだけを増やせばいいというものではない。
一番良いのは自然を増やすこと。言い換えれば人間の居住地域を減らすことだろう。
少なくともそこにすむ人々は多少の不便を覚悟しなければならない。
果たしてそこまでの理解が成されているのか。
地元民にはある程度広まっているのだろうけど、ヒナが生まれたと言う報道を受けて何処へ行けば見られるかなんていう問い合わせがあったくらいだから、他所の人々の協力が得られるのかどうか。
観光が重要な産業の島だから、往来を閉ざすと言うわけにも行かないし。
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