某大手新聞の掲示板で、親と同居している人間は自立していないと言う意見に賛否両論が寄せられています。
こういう意見が出るのは戦後の個人主義が伸張してきた所為なのでしょうけど、果たして一人暮らしが自立の条件となり得るのか。
そもそも自立って何?
一人で何でも出来ること?
現代社会は社会的分業が進んでおり、ありとあらゆる事を自分で出来なくても良い。稼ぎが良ければ家事なんか外注しても良いのだ。その方が新たな雇用が創出出来る。これがワークシェアリングの基本である。
親に家事をやって貰うことが果たして依存なのか。子供の世話を焼くことはボケ防止になるし、逆に動けなくなったら子供の介護も期待出来る。むしろ高齢化社会における望ましい家族制度ではないか。
親の世話にはなりません。だから親の介護もしません。となっていないか。
参考文献
「反社会学講座」
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