成人式が今のように集団で行われるように成ったのも実は戦後の話。
昨今、荒れる成人式が問題となっているが、あの儀式そのものが戦後民主主義の悪弊の一つであって、是非とも廃止すべきである。
何故、そうならないかと言えば、あれは新たに選挙権を得た有権者に対して政治家がアピールする絶好の場だからである。
がしかし、ハッキリ言ってそれは無意味である。
若者は前で喋っているおっさんの事などそもそも眼中になく、久しぶりにあった同級生達との語らいに忙しい。
つまりは官製の同窓会に過ぎないのである。
成人式は生まれ故郷でと考えている若者はその土地に選挙権がないので、政治家達の目論見も半ば外れている。
新成人の心得などというモノは、年長の親族から個別に教わればいいのである。
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