かつて「墜ちた天使」と言う邦題で集英社から出ていたモノの復刊。
なのだが、その間に「フォン・ベック」一族の年代記を纏めたモノ(長編二編と短編一編)が刊行されており、全く同じモノでは無いと思われる。
さて、舞台背景は三十年戦争なのだが、旧版の出ていた頃には、私が世界史を専攻していなかった事もあって恐らく面白く読めなかっただろう。
結果的にいい時期にこの本に出会えたのでは無いか、と思う。
「フォン・ベック」シリーズの残りも間もなくお目見えするだろうが、その前に「コルム」の再販が決定している。それもどうやら前後六部作を三部作ずつ纏めて一冊の全二巻で出すらしい。
すでに持っているから敢えて買う必要も無いのだけど…。
マイクル・ムアコック[0回]
PR