9党(まだ多すぎる)による幹事長討論会が開かれた。
まず憲法改正論。96条先行による改正要件緩和に賛成したのは自民と維新のみ。
この二党だけだと、衆議院では三分の二を満たすが、維新の会の失速傾向を思うと参議院の改選で三分の二を越える可能性は低そうだ。
原発ゼロを否定したのは自民のみ。将来的にはともかく、現状で原発を廃止するのは現実的ではないと思うのだけど。
そして道州制。これに否定的なのが共産・社民・みどり。これらの党が地方分権に否定的なのはなんとなく分かる。(地方分権が正しいかどうかはまた別だけど)
野党がアベノミクスに否定的なのは当然として、どうにも具体的な対案が出てこない。
消費増税の見送り、なんて何もしないと言っているに等しい。
景気が回復すれば税収も上がる。それは正論だけどその景気回復政策が求められているのであって、それでは循環論である。
今日の「そこまで言って委員会」の方がまだ具体的な議論になっていた。
が番組に出ていた面々は党での発言力があまりない。
野党も決して人材がいない訳ではないのに…。
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