一票の格差の是正と、定数削減が混線してなかなかまとまらなかった衆議院の制度改革ですが、とりあえず与党案が自公で合意されました。
0増5減は既に前政権時代に三党合意がなされているのでそのまま。
問題は比例区の削減。比例議席が減れば、二大政党が有利になるわけですが、もはや民主党が第二政党の位置にあるかどうかも怪しいわけです。
現行の180から30減の150議席。まあ選挙区と比例区の割合はこれが限界でしょう。これ以上減らすと少数政党は存在意義を失うでしょうから。
よく分からないのが下位政党の優遇。150の内60を二位以下に割り振るという、制度らしいのですがその一方でこの優遇措置で一位と二位が逆転しては拙いわけでその辺の調整が分かりにくいところです。
選挙制度はなるべくシンプルなほうが良いと思うのですが。
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