少子化の原因は女性の晩婚化であり、その晩婚化をもたらしたのは恋愛結婚の普及である。
と言うのが本稿の主旨。
恋愛による結婚は戦後の民法の規定にもある「両性の合意」に基づくもの。
言い換えれば親の承諾を必要としない個人の問題になったということ。
これにより結婚できない(しない、ではない)女性が増えることと成った。
戦後の家族制度の崩壊はもう一つの問題として核家族化を助長した。
つまり子育てに祖父母世代の関与が減った。これが子育てノイローゼによる幼児虐待を増やすことになる。
要するに戦後の個人主義への移行に対して、社会の対応が間に合っていないである。
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